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車いすの方への就職・転職アドバイス

車いすを利用される方が就業するためには、段差やトイレなどの「職場環境」、「通勤手段や通勤経路」などが重要なポイントになります。『働く環境』『各種制度』『仕事内容』の3つから、事前に確認しておきたいポイントをチェックしましょう。

就業できる『職場環境』か、
確かめましょう!

車いすを利用される方にとって施設や設備は重要なポイントです。実際に働くイメージを持ち、自分に何が必要かを確認しましょう。

「段差の解消」と「スロープの有無」

オフィス内だけでなく、オフィスの入るビル内、駅からの経路などで、段差が解消されているかを確認しましょう。勤務場所に最も近い駅出口にエレベーターがなくても、他の出口にはエレベーターやスロープなどが設置されている場合もあります。

「車いす用トイレ」はある?

車いす用トイレの有無はWeb Sanaで確認できます。しかし、設置場所やフロアが限られる可能性があるため、自分が就業を予定する部署の周辺にあるかを確認しましょう。

スムーズに「ドア」の開閉ができる?

オフィスに入室する際のセキュリティーキーセンサーの高さ、開き戸の場合は開く方向、エレベーター開閉ボタンの位置など、建物内の「ドア」の開閉を無理なく行えるか、確認しましょう。近年は引き戸を導入する企業もあります。

通勤面や勤務地など
『各種制度』を確かめましょう。

長く働くうえ社員をサポートする制度。車いすを利用する方は
通勤方法や勤務地などに関する制度が特に重要です。

「自動車通勤」の可否

電車やバスなど、公共の交通機関を利用して通勤するのが難しい場合は、自動車通勤が可能かどうかを相談しましょう。可能な場合、「通勤手当」についても確認する必要があります。

「出勤時間帯」の配慮

大都市圏などでは、電車が混雑する朝の通勤ラッシュ時に車いすを利用するのは困難です。そこで公共交通機関が比較的、空いている時間帯での出勤が可能かを確認しましょう。

「勤務地」や「転勤」について

勤務地だけでなく、転勤の有無も事前に確認しましょう。転勤で条件が変わることで、通勤が困難となるケースもあります。

『仕事』を滞りなく進めることができるかを
確かめましょう。

スムーズに業務を行うために
仕事中の移動、什器類の位置などを確認しましょう。

業務上での「移動頻度」はどれくらい?

会議や打ち合わせの頻度、外出の有無など、業務上の移動頻度を確認しましょう。オフィス内を移動する際は、通路の広さだけでなく、「床に荷物を置かない」などの周囲のサポートも重要なポイントとなります。

「什器類」などの位置は?

スムーズに業務を行うために、机の高さやロッカー、書棚などの位置、高さは重要です。開き戸の棚が使いにくい場合は、引き戸の棚に変更可能か、確認しましょう。

採用担当者にどのように障がい内容を伝えるか?

就職活動で大切なのが、採用担当者に自分の障がい内容を的確に伝えることです。皆さんの働く姿を採用担当者がイメージしやすいように「何ができるか」「何ができないか」を具体的に伝えましょう。

POINT1 移動に関して必要なことは?

例えば、通路ならどのくらいの幅が必要か、トイレは洋式で手すり付きなら通常の広さでも良いなど、オフィス内移動時に必要なことを具体的に伝えましょう。

POINT2 その他の条件についても伝えよう

例えば、よく使う資料は棚の低い位置にすることなど、スムーズに仕事をするための条件を事前に整理しておきましょう。また、緊急時の避難経路、方法についても重要な確認項目です。

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