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「令和3年度『地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進』」について

障害者の社会参加、活躍を推進する

文部科学省では2月より、主に市区町村を対象とした「令和3年度『地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進』」の公募を開始しました。これは、2014年の障害者権利条約の批准や2016年4月からの障害者差別解消法の施行等を踏まえ、学校卒業後の障害者が社会で自立して生きるために必要となる力を維持・開発・伸長し、共生社会の実現に向けた取組を推進することが急務であるとして始められた事業です。

「障害者の生涯学習の推進方策について」(2019年3月 学校卒業後における障害者の学びの推進に関する有識者会議)では、めざす社会像として「誰もが、障害の有無にかかわらず共に学び、生きる共生社会」を掲げ、その実現と障害者の生涯学習推進に向けた取り組みとして、地方公共団体における実施体制・連携体制の構築、幅広い人々の参画を得た障害者の学びの推進、民間団体等と連携した学びに関する環境整備などを求めています。

これらを踏まえ、同事業では学校卒業後の障害者の社会参加・活躍を一層推進するため、市区町村が民間団体等と組織的に連携した生涯学習プログラムを開発・実施し、成果を全国に普及することを目的に進められています。

障害者、各地域のニーズを踏まえた学習プログラムを開発、実施

同事業では、市区町村が障害者の生涯学習支援に取り組むきっかけづくりのために、民間団体等と組織的に連携して、主に公民館や生涯学習センター等の社会教育施設における、障害者本人や各地域のニーズを踏まえた生涯学習プログラムを開発・実施し、その成果を普及・活用するために、いくつかの事項について実践的な研究等を行います。

具体的には、「効果的な生涯学習プログラムの実施」「連携協議会の開催及び効果的な実施体制や関係部局・民間団体等との連携体制の構築」「コーディネーター・指導者等の配置やボランティアの育成・活用等の検討」「成果等の普及」「広域的な研究成果普及・人材育成等を目的としたブロック別コンファレンスの実施」についての公募を行います。同事業ではこれらの活動に向けて提出された企画提案書に基づき、3月〜4月にかけて審査、選定され、5月をめどに実際に事業が締結されます。締結された自治体には、原則として150万円程度の委託金が支給されます。

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