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令和2年の障害者の雇用状況について

17年連続で雇用障害者数は過去最高を記録

障害者雇用促進法では、事業主に対し、常時雇用する従業員の一定割合(法定雇用率、民間企業の場合は2.2%)以上の障害者を雇うことを義務付けています。
厚生労働省では同法に基づき、毎年6月1日現在の身体障害者、知的障害者、精神障害者の雇用状況について、障害者の雇用義務のある事業主などに報告を求め、その集計結果を発表しています。このほど、令和2年の民間企業や公的機関などにおける、「障害者雇用状況の集計結果」発表されました。

民間企業(45.5人以上規模の企業:法定雇用率2.2%)では、雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新しました。雇用障害者数は578,292.0人で、前年より17,683.5人増加(前年比3.2%増)し、17年連続で過去最高となりました。
実雇用率は、9年連続で過去最高の2.15%(前年2.11%)で、0.04ポイント上昇しました。
法定雇用率達成企業の割合は48.6%(同48.0%)となり、こちらも前年から0.6ポイント上昇しました。

公的機関(法定雇用率2.5%、都道府県などの教育委員会は2.4%)の雇用障害者数も前年を上回りました。
国では雇用障害者数9,336.0人(前年7,577.0人)で実雇用率2.83%(同2.31%)、都道府県では雇用障害者数9,699.5人(同9,033.0人)で実雇用率2.73%(同2.61%)、市町村では雇用障害者数3万1,424.0人(同2万8,978.0人)で実雇用率2.41%(同2.41%)、教育委員会では雇用障害者数1万4,956.0人(同1万3,477.5人)で実雇用率2.05%(同1.89%)となりました。

独立行政法人など(法定雇用率2.5%)でも、雇用障害者数、実雇用率のいずれも前年を上回り、雇用障害者数1万1,759.5人(前年1万1,612.0人)、実雇用率2.64%(同2.63%)となりました。

すべての企業規模別で前年よりも雇用数が増加

民間企業に雇用された方を障害内容別にみると、身体障害者は356,069.0人(対前年比0.5%増)、知的障害者は134,207.0人(同4.5%増)、精神障害者は88,016.0人(同12.7%増)と、いずれも前年より増加し、特に精神障害者の伸び率が大きくなりました。

企業規模別にみると、雇用障害者数は、45.5〜100人未満規模企業で58,350.0人(前年56,679.5人)、100〜300人未満で113,199.0人(同111,128.0人)、300〜500人未満で50,824.5人(同49,399.5人)、500〜1,000人未満で66,588.0人(同65,439.5人)、1,000人以上で289,330.5人(同277,962.0人)と、すべての企業規模で前年より増加しました。
実雇用率は、45.5〜100人未満で1.74%(前年1.71%)、100〜300人未満で1.99%(同1.97%)、300〜500人未満で2.02%(同1.98%)、500〜1,000人未満で2.15%(同2.11%)、1,000人以上で2.36%(同2.31%)でした。
なお、民間企業全体の実雇用率2.15%(同2.11%)と比較すると、500〜1,000人未満及び1,000人以上規模の企業が実雇用率を上回りました。
また、法定雇用率達成企業の割合は、45.5〜100人未満が45.9%(前年45.5%)、100〜300人未満が52.4%(同52.1%)、300〜500人未満が44.1%(同43.9%)、500〜1,000人未満が46.7%(同43.9%)、1,000人以上が60.0%(同54.6%)となり、こちらもすべての規模の区分で前年より増加しました。

産業別にみると、雇用されている障害者の数は、「農、林、漁業」「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」以外の業種で前年よりも増加しました。
産業別の実雇用率では、「医療、福祉」(2.78%)、「農、林、漁業」(2.33%)「生活関連サービス業、娯楽業」(2.33%)、「電気・ガス・熱供給・水道業」(2.31%)、「運輸業、郵便業」(2.23%)が法定雇用率を上回っています。

令和2年の法定雇用率未達成企業は52,742社となり、そのうち、不足数が0.5人または1人である企業(1人不足企業)が、65.6%と過半数を占めました。
また、障害者を1人も雇用していない企業(0人雇用企業)は30,542社となり、未達成企業に占める割合は、57.9%となりました。

一方、令和2年6月1日現在で特例子会社の認定を受けている企業は542社(前年より25社増)で、雇用されている障害者の数は38,918.5人(前年は36,774.5人)でした。
この雇用者のうち、身体障害者は11,573.0人(同11,939.5人)、知的障害者は20,552.5人(同18,885.5人)、精神障害者は6,793.0人(同5,949.5人)となりました。

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