Top > 障害者雇用を考える企業を支援するセミナー

障がい者雇用の現状を知るウェブサーナレポート5つのポイントから障がい者雇用の現状を紹介します
制度からみる
データからさぐる
事例から考える
支援策から知る
イベント取り組みを知る

障害者雇用を考える企業を支援するセミナー

島根県が開催する「障がい者雇用促進フォーラム」

島根県では、障害者雇用の促進を図るため、障害者雇用促進に係る広報資料の作成などを行う障がい者雇用促進啓発事業や、島根県特例子会社等設立支援事業助成金による事業主に対する経費の助成等を行っています。また、障がい者雇用促進啓発事業の一環として「障がい者雇用促進フォーラム」を開催しています。このフォーラムは、障害者雇用の状況が着実に進展している一方で、仕事に適応できず、早期離職につながるケースも多く、周りの職員の障害特性への理解、専門的な立場からの支援が必要不可欠であることを背景に行われています。

2019年10月に大田市と松江市で行われたフォーラムは、三部構成にて開催されました。第一部は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構島根支部が実施する「優秀勤労障害者表彰」の表彰式典。第二部で講演があり、第三部は養成講座でした。
二部の講演について、太田・松江両会場とも講師を招き「県内企業の事例発表」と「障がいのある方による講演」という2つの内容にて講演が行われました。具体的には、業務の切り出しや、周囲の方の支援、マッチング、さまざまな働き方についてなどをテーマにしたものでした。
三部では、精神障害者雇用トータルサポーターによる「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」が行われました。

フォーラムは、積極的に雇用に取り組む企業の事例を紹介することで障害者雇用に関する理解を深められる内容で、事前に申し込みさえすれば、参加費不要で誰もが講演を聴くことができます。

全国に広がる雇用促進のためのフォーラムやセミナー等のイベント

こうしたイベントは、全国で随時開催されています。大阪府の障害者雇用促進センターでは、11月から来年2月にかけて、以下のセミナーの開催が予定されています。

■学校法人向け障がい者雇用セミナー:職域の開拓や外部支援の活用等、学校・教育機関に特化した障がい者雇用を進めるためのセミナー
■知的障がい者雇用セミナー:知的障がい者の雇用についての講演と、大阪府の「ハートフルオフィス」で働く知的障がいのある職員の働く様子や支援学校生徒の職場実習体験の様子の見学を行うセミナー
■体験型障がい者雇用セミナー:障がい者の方と一緒に訓練を受けたり、企業で実際に働いたりすることで、障がい者の方の訓練や就業環境を実際に体験するセミナー

また、埼玉県では11月に「障害者の雇用のためのノウハウがない…」「どうすれば職場に定着してもらえるのだろう?」といった不安を抱える企業や就労支援機関の方に向けたセミナーを開催。その他、東京都、静岡県、石川県、青森県など、さまざまな地域で障害者雇用や職場定着を促進するセミナーが行われています。

さらに都道府県だけでなく、各市区単位で独自のセミナーを行う自治体もあり、こうした多くの活動が障害者雇用の促進に繋がります。

制度からみる
データからさぐる
事例から考える
支援策から知る
イベント取り組みを知る

先頭