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障害者雇用に積極的な企業の探し方は?

さまざまなメディアから情報収集をしましょう

どなたでも就職するにあたっては障害の有無に関わらず、安定した働きやすい企業で働きたいと考えるかと思います。その中で、障害者雇用を積極的に実施している企業は、障害のある先輩社員の存在や、設備・配慮面の充実などから障害のある方にとって働きやすい環境が整いやすい職場といえるでしょう。では、そのような企業を探すためにはどのような方法があるのでしょうか?

まず、障害者向けの民間の求人情報サイトに掲載されている企業はおおむね障害者雇用に積極的な企業といえます。
次に、大企業は毎年CSR報告書(※1)を発行しています。CSR報告書には実雇用率を記載している企業もありますので、法定雇用率を超えているかどうか、障害者が活躍できるようにどのような取り組みが行われているのかなどを確認しましょう。
学生の場合は、在籍する学校のキャリアセンターへの求人票も参考になるはずです。求人票がキャリアセンターに来るということは、先輩が働いているなどの実績があるケースも多いため、就職活動時は必ずチェックしたいところです。

経済誌や公的機関のホームページもチェック

ほかにも一般の経済誌などを参考にするのもよいかもしれません。
東洋経済新報社の主催する「東洋経済オンライン」では、障害者雇用や採用に対する記事も多く、障害者雇用に積極的な企業を取り上げることもあります。
障害者雇用率ランキングなども毎年100位まで(CSR企業総覧では上位600社)発表しているので、確認してみてはどうでしょうか。

また同社が毎年発行している「東洋経済CSRデータeBook 障害者雇用取り組み編」はCSR企業総覧の障害者雇用取り組みに関する資料をまとめたものですので、より詳しく知りたい方はこちらで確認するのもおすすめです。

ハローワーク(公共職業安定所)では障害者専門窓口があり、障害者専門の相談員もいますので障害者雇用のための体制が整っています。
なお、ハローワークインターネットサービスでは、障害者求人情報簡易検索もできます。こちらで地元の求人を調べたあとにもし気になる企業があれば更に詳しい情報を聞きにお近くのハローワークに確認し相談することもできます。
地方自治体の中には、障害者を率先して雇用する企業を認定して機関誌やホームページで紹介したり、障害者就労相談窓口を設けたりしている自治体もあります。
こうした都道府県の障害者雇用に関するサイトをチェックすることも有効です。例えば東京都が主催する「TOKYOはたらくネット」では、雇用や就業施策に関する情報を発信しており、障害者就業促進についての情報や、東京都障害者雇用優良企業などの一覧があります。

その他、一般財団法人ATARIMAEプロジェクトが主催する障害者雇用支援総合ポータルサイト「ATARIMAEプロジェクト」では、全国の自治体の障害者雇用施策の一覧があります。ご自身の自治体でどのような支援をしているか確認することができます。
このように障害者雇用に積極的に取り組む企業を探す方法は多岐にわたります。より自分に合った企業に出会うためにも積極的にリサーチをしましょう。

※CSR報告書:CSR(Corporate Social Responsibility)の略。「企業の社会的責任」という意味。環境や社会問題などに対して企業は倫理的な責任を果たすべきであるとするCSRの考え方に基づいて、社会的な取り組みをまとめた報告書のこと。持続可能性報告書とも呼ばれている。環境、労働、安全衛生、社会貢献などに関する情報や、事業活動に伴う環境負荷などを幅広く公開する。近年、企業によるCSRへの取り組みが盛んになるにつれ、企業価値の向上などの視点から注目され、CSR報告書を発行する企業が増えている。

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