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障がい者雇用の現状を知るウェブサーナレポート5つのポイントから障がい者雇用の現状を紹介します
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全国各地で障害者雇用支援月間イベント開催

障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰

毎年9月は「障害者雇用支援月間」ですが、これに合わせて全国でさまざまなイベントなどが開催されました。そんな各地のイベントをいくつか取り上げます。

厚生労働省では、「障害者雇用支援月間」に合わせて、障害者の職業的自立の意欲を喚起するとともに、障害者の雇用の関する国民、とりわけ事業主の関心と理解を深めるため、「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を行っています。これは、障害者を積極的に雇用している事業所や職業人として模範的な業績をあげている障害者を対象としたものです。
同表彰の令和元年度の受賞者については、9月3日(火)に表彰式が開催され、障害者雇用優良事業所・優秀勤労障害者として17件が対象となりました。

また、同じく「障害者雇用支援月間」の啓発活動の一環として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する、「障害者雇用支援月間ポスター原画」と「障害者雇用職場改善好事例」の応募作品等のうち、特に優秀なものに対して、厚生労働大臣賞を毎年授与しています。障害者雇用支援月間ポスター原画では、絵画の部で計4件、写真の部で1件が受賞対象に決定され、障害者雇用職場改善好事例では、最優秀賞に1件受賞されました。

京都府をはじめ全国で障害者雇用支援月間イベントが開催

厚生労働省のみならず全国の地方自治体などでも「障害者雇用支援月間」に関連したイベントが開催されているので、その一部を紹介します。

例えば、京都府では障害者雇用支援月間に、障害のある方の労務管理に万全を期し、雇用が安定している事業所、雇用の促進と職業の安定に著しく貢献した団体または個人、障害と向き合いながら長く勤務されている方に対し、京都府知事表彰を行っています。
また、府内に事業所があり、障害者雇用率が3%以上などの基準を満たす企業を、京都府障害者雇用推進企業(京都はあとふる企業)として認証しています。
令和元年度の障害者雇用優良事業所等知事表彰では、「優良事業所」に5事業所、「貢献団体」に2事業所、「優良勤労者」に11名、「優良勤労者奨励賞」に3名が選ばれました。京都はあとふる企業においても11事業所が決定しています。
その他、岡山市では、同じく9月に岡山市役所本庁舎1階 市民ホールで、「岡山市障害者雇用支援月間パネル展」を開催。障害者の雇用に関して広く知ってもらうために、「障害者ってどんな仕事をしているの?」といった素朴な疑問から、「働きたい! でもどこに相談したらいいの? どんな支援が受けられるの?」、企業側の「障害者を雇用したいけど、どこに相談したらいいの?」といった疑問や悩みに答えられる内容で展開されました。

働く障害者のメッセージをはじめ、障害者が働く企業のメッセージ、岡山市の障害者就労支援や雇用支援事業の紹介、そして障害者雇用を支援する機関のパンフレット設置など、様々なカタチで障害者雇用の実情が紹介されました。

このようなイベントは全国各地で開催され、広く障害者雇用のことが告知・理解を図った期間でした。

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