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視覚障害者のための支援事業「eye eye福祉機器展」

eye eye福祉機器展ってなに?

「eye eye福祉機器展」とは、見えない方・見えにくい方の生活に役立つさまざまな福祉機器を集めた展示会です。読書や書きものをするなど日常生活のさまざまな場面での読み書きに便利な拡大読書器、パソコンの画面内容を音声で読み上げてくれる画面読み上げソフト、触感で時刻が分かる腕時計などが集まります。

主催しているのは特定非営利活動法人アイサポート仙台 仙台市中途視覚障害者支援センターおよび、仙台市(仙台市障害者総合支援センター)。
特定非営利活動法人アイサポート仙台は、仙台市障害企画課の指導と支援のもと、視覚障害者の一人ひとりのニーズに応えられる生活やリハビリテーションを支援するために、2005年3月に任意団体「視覚障害者を支援する会」として発足。その後、活動の安定化と充実を図るため、団体名を「アイサポート仙台」とするとともに2006年9月に特定非営利活動法人(NPO法人)格を取得。視覚障害者の社会参加のための支援事業の一環として、2009年度より毎年、年1回「eye eye福祉機器展」を開催しています。

視覚障害者の社会参加を支援

イベントにはおよそ20の団体・企業が参加し、さまざまな便利グッズ・機器(暗所視支援眼鏡[夜盲のある方の視界を明るくする眼鏡]、拡大読書器、音声読み上げ機能付き家電など)の展示や体験ができるコーナーなどが実施されました。また、個別相談の対応も行っており、視覚障害や福祉機器についての相談も可能。
イベントにおいては、以下の内容で行われました。

1.メイクアップのワンポイントアドバイス
 株式会社ファンケルの協力のもと、メイクアップレッスンを受けることができます。

2.障害者地域活動推進センター「きりん」スティックボール体験

3.ミニミニ調理実習
 三菱電機株式会社の協力のもと、安全に簡単にできる調理方法などを学ぶことができます。

4.仙台・宮城の視覚障害者関連施設・団体紹介コーナー
 視覚に障害のある方への支援をしている機関による情報提供コーナー。宮城県視覚障害者情報センター、宮城県立視覚支援学校、就労継続支援B型「希望の星」、日本盲導犬協会仙台訓練センター、国立函館視力障害センター、仙台市中途視覚障害者支援センターが参加し、参加者の情報収集をサポートします。
 その他、視覚に障害のある方が中心となって楽しんでいるグループが集まるスポーツチーム・同好会の活動紹介コーナーも開催。

5.【同時開催】働きたい・働きつづけたい目の不自由の方の交流会
 同イベントと同時開催された交流会。就労世代で視覚に障害のある方が交流を図ります。参加者同士で自身が使っている補助具についての情報交換を行い、仕事面はもちろん日常生活においても役立つ便利な機器を知る機会になります。


最新の福祉機器に直接触れることができ、障害のことや仕事のことなど、さまざまな情報が得られるこうしたイベントは、自身に必要な機器を見つけると同時に、新鮮な情報に触れる良い機会になるでしょう。

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