鳥取県と日本財団による共同プロジェクト
鳥取県×日本財団共同プロジェクトのキックオフ結団式
「日本一のボランティア先進県」の実現に向けて、鳥取県×日本財団共同プロジェクト「わたしたちからとっとりを変える!」が2016年7月29日のキックオフ結団式により本格的にスタートしました。日本一のボランティア先進県をめざし、地域住民が元気に暮らし、誇りを持てる社会づくりのためのプロジェクトとして実施しています。
自治体と日本財団の共同プロジェクトとして全国初の取り組みとなり、「みんなが支え合う社会づくり」「みんなが活躍できる社会づくり」「プロジェクトの推進」を連携して支援していきます。詳細は以下の通りです。
「みんなが支え合う社会づくり」
1.中山間地域の生活支援 「住み慣れた地域での生活を守る」
中山間地域の生活支援サービス構築を支援し、住み慣れた地域で生活できるモデルを構築します。
2.住民参加型の健康づくり 「健康寿命 日本一」
住民参加型イベント等を通じた定期的な運動プログラムの実施により健康寿命を伸ばす取組を進めます。
3.難病の子供と家族の地域生活支援 「福祉、医療、教育の連携」
難病児と家族が地域で不安なく生活していくための支援体制づくりを進めます。
「みんなが活躍できる社会づくり」
1.競技場のバリアフリー化 「障害者スポーツの拠点になる」
布勢総合運動公園のバリアフリー整備を通じて健常者や障害者が積極的にスポーツに取り組む拠点づくりを進めます。
2.タクシーのユニバーサルデザイン化 「地域交通のモデルをつくる」
誰もが移動しやすい新たな地域交通のモデルづくりを進めます。
3.働く障害者を増やす 「工賃3倍から産業の担い手づくり」
障害者の工賃向上の取組を通じ、障害者の一般就労など社会参画を進めます。
「プロジェクトの推進」
1.鳥取人材育成プログラム 「将来の担い手・リーダーを育てる」
国内外の先進事例の視察、研修、交流事業等を通じ、地域で活躍する若手リーダーの育成を進めます。
2.鳥取助成プログラム 「優れた活動の次のステージを応援」
地域活動の担い手の新たなチャレンジを支援します。
3.情報発信 「県の魅力の再発見・価値の創造」
発信力のあるメディアや人的ネットワークを通じて県の魅力や地方創生の取組を全国に発信します。
働く障害者を増やす「工賃3倍から産業の担い手づくり」の取り組み
障害者の雇用環境の整備として、障害者の就労技術をアップさせ、今後5年間で障害者の工賃を現行の3倍に引き上げる事業モデルとして4団体を対象に助成。
また、県内の各福祉事業所は、目標とする工賃日本一の達成と障害者の活躍の場創出を目的に、連携した取り組み推進に向け、「工賃日本一達成事業所協議会」を設立。まずは、日本財団の支援を受けて取り組む事業展開を行う事業所間の連携を強化し、県内事業所の牽引役・全国的なモデル事業となることをめざした取り組みを行っていく予定となっています。