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愛知県で「障害者ワークフェア」を開催

「全国アビリンピック」の併催イベントとして開催

2019年11月、愛知県で開催される「第39回全国アビリンピック」。天皇陛下御即位記念大会となる今回のアビリンピック大会の開催により、更なる障害者雇用への意欲の高まりが期待されます。
また、当日に併催イベントとして行われる「障害者ワークフェア」は、障害者雇用の推進と安定した長期雇用を構想し、経営者や県民の障害者雇用に対しての理解を深めるための有意義な催しとなっています。

その成果を一過性のものとせず、さらに障害者雇用の気運を浸透させるため、2002年の初開催から毎年定期的に開催されてきました。(2007年、2015年は国際アビリンピックの開催にともない、障害者ワークフェアは開催されませんでした。)

数多くの企業における障害者雇用の事例を紹介

はじめに、「障害者ワークフェア」とは障害者の職業能力及び雇用に関する展示、実演及び作業体験などを行うことにより、事業主をはじめとする社会一般の障害者の雇用と職業能力に関する理解と認識をより深めることを目的としたイベントであり、アビリンピックの一環として開催されています。

この「障害者ワークフェア」では、名古屋県常滑市の愛知県国際展示場を会場とし、140企業・団体の出展を予定。過去3年間の出展数は、2016年が97、2017年が111、2018年が113であり、毎年開催規模が拡大されています。
出展内容は以下のようなものがあります。

・障害者雇用事業所等による展示・体験・実演・即売
・障害者就労支援機器、生活福祉機器、福祉車両の展示・体験
・障害者職業能力開発施設等の紹介・展示
・就労支援機関、福祉施設、特別支援学校等による展示・体験・実演・販売
・障害者雇用に関するパネル展示等
・障害者雇用支援月間ポスター原画(絵画・写真)コンテスト入賞作品展
・その他、障害者雇用啓発に関する企画等

また、出展内容により、各出展者を以下の4種類に分けて展示されます。

1.職場紹介:障害者の働く職場、雇用・就労事例等の紹介
2.就労支援:就労しているまたはこれから就労を考えている障害者を支える仕組みや機関、機器等の紹介
3.能力開発:障害者職業能力開発施設、特別支援学校等の紹介
4.その他:福祉車両展示、マッサージ施療、メイクアップセミナー、当機構における各種雇用支援業務内容の紹介など

開催期間中は、企業関係者、学校の児童・生徒、福祉施設関係者をはじめ、愛知県内外から多くの来場者が見込まれ、障害者の職業能力の理解を通じた障害者雇用の促進に繋がります。

「障害者ワークフェア」へ出展する企業にも多くのメリットがあります。障害者雇用の取り組みの企業活動のPRができる情報発信の場として、また、雇用事例、来場者の声、製品の体験モニター、商品のサービスの新規開発、マーケティングができる情報収集の場として、その他には、行政、教育機関、関係企業・団体、異業種企業・団体とのネットワークを築く企業・団体間の連携づくりの場としての効果が見込まれます。

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