Top > 令和5年度障害及び障害者理解研修事業「障害者と共に築くより良い社会〜障害の社会モデル実践講座〜」開催

障がい者雇用の現状を知るウェブサーナレポート5つのポイントから障がい者雇用の現状を紹介します
制度からみる
データからさぐる
事例から考える
支援策から知る
イベント取り組みを知る

令和5年度障害及び障害者理解研修事業「障害者と共に築くより良い社会〜障害の社会モデル実践講座〜」開催

「障害の社会モデル」を学ぶ実践講座

東京都は障がい者の差別解消と権利擁護の観点から様々な施策を行っています。その中の一つに障害及び障害者理解研修事業「障害者と共に築くより良い社会〜障害の社会モデル実践講座〜」があります。この研修ではワークショップを通じて「障害の社会モデル」の考え方を習得し、障害者差別解消法や東京都障害者差別解消条約に基づいた適切な対応ができるようにすることを目的にしています。

主な内容としては3つに分類することができます。まず1つは「障害」や「障害者」についての理解を深めること。この研修では障がいに関わる団体の関係者を講師に招き、障害当事者の体験談や接遇の話などリアルな声を聞くことで理解を深めていきます。次に「障害の社会モデル」の考え方を学ぶ場にもなっています。「障害の社会モデル」とは、「障害」は個人の心身の機能の障がいだけでなく、制度や環境といった社会のバリアとの相互作用によって生じるという考え方です。こうした考え方を、ワークショップを通じて習得するという研修です。そして最後が「障害者差別解消法」や「東京都障害者差別解消条例」に基づいた適切な対応を身につける内容となっています。

複数のテーマを設定し、10回の実践講座を開催

この「障害者と共に築くより良い社会〜障害の社会モデル実践講座〜」は、Web形式のセミナーとして計10回開催され、定員は各回40名。東京都内に勤務している人なら誰でも無料で参加が可能です。

2024年1月末時点で、すでに4回の実践講座がされ開催されています。今後は2月から3月にかけて6回の開催を予定しています。その講座の内容は「聴覚障害者の基礎知識」「精神障がい者の日常生活や特性などについて」「知ろう 感じよう知的障害のある人たちのこと」といったテーマが予定されています。

こうした機会を利用して「障害の社会モデル」を学ぶことで、障害者差別解消法や東京都障害者差別解消条例に基づいた適切な対応のできる人が、1人でも増えることが期待されます。

制度からみる
データからさぐる
事例から考える
支援策から知る
イベント取り組みを知る

先頭