「障害者雇用支援月間」で複数のイベントが開催
「障害者雇用優良事業所表彰」などを実施
毎年9月は「障害者雇用支援月間」になります。事業主のみならず広く国民に対して障がい者雇用の機運を醸成するとともに、障がい者の職業的自立を支援するため、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)では厚生労働省、都道府県と協力して、多彩な啓発活動を行っています。
たとえば、障がい者の雇用促進と職業の安定を図るため、障碍者を積極的に多数雇用した事業所や模範的職業人として長期勤続している優秀勤労障がい者に対し、その努力と功績を称える「障害者雇用優良事業所表彰」や「優秀勤労障害者表彰」を行っています。さらに「障害者雇用支援月間」における絵画・写真コンテスト入賞者の表彰も行っています。
今年度の「障害者雇用優良事業所表彰」と「優秀勤労障害者表彰」の表彰式は2023年9月12日に東京・内幸町のイイノホールで開催され、その式典の様子は10月に配信を予定しています。また、「障害者雇用支援月間」における絵画・写真コンテスト入賞作品は、日本橋案内所隣の江戸桜通り地下歩道(東京メトロ三越前駅、JR新日本橋駅直結)において、9月8日から12日まで展示されました。
東京しごと財団も独自のイベントを開催
また、東京しごと財団も、都民や企業の「障がいの理解」と「障がいのある方の働き方についての認識」を深めるため、「障害者アート展」を開催しています。こちらも障がいのある方が描いた作品を、飯田橋の東京しごとセンター1Fで9月1日〜29日まで展示しています。併せて「障害者の働き方・働く場」を紹介するパネルなども展示し、障がい者就業支援を実践しています。
さらに障がい者の雇用・就業に関心をもってもらえるよう、「障害者就労支援事業」のPRとして枕元や靴箱に置くことでひのきの香りを楽しめる多摩産ひのきチップを配布。このチップは就労継続支援B型事業所の方が制作したもので、東京しごと財団では「誰もがいきいきと働ける社会」について考えるきっかけにしたいという目的があるようです。