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障がい者スポーツの祭典・北京冬季パラリンピックが無事に閉幕

29名の日本代表選手が参加し、10日間の熱戦を繰り広げる

2022年北京冬季パラリンピックは、3月4日に世界から約600名」のパラリンピック選手を迎えて開幕。「雪氷上での喜びの出会い」というビジョンを掲げ、10日間にわたって、雪上競技(アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン、スノーボード)と氷上競技(パラアイスホッケー、車いすカーリング)などからなる、6競技78種目で熱戦が繰り広げられました。

日本からは29名の代表選手が参加し、6競技中、アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン、スノーボードの4競技にエントリー。選手たちは最高のパフォーマンスを発揮するために、「勇気」「強い意志」「インスピレーション」「公平」というパラリンピックの4つの価値を届けるために戦い抜きました。

障がい者スポーツの普及と、選手の企業雇用への弾みにも期待

まず、大会2日目の3月5日は、アルペンスキー女子滑降(座位)で、村岡桃佳選手が金メダル、アルペンスキー男子滑降(座位)では、森井大輝選手が銅メダルを獲得。幸先の良いスタートをきりました。この活躍で弾みがついたのか、その後も村岡桃佳選手がアルペンスキー女子スーパー大回転(座位)とアルペンスキー女子大回転(座位)で金メダル、アルペンスキー女子スーパー複合(座位)で銀メダルという大活躍を果たしました。
村岡桃佳選手は前大会の平昌冬季パラリンピックでも1つの金メダルを獲得しており、冬のパラリンピックで通算4つ目の金メダル獲得は、日本選手で単独最多という快挙を成し遂げました。

森井大輝選手もアルペンスキー男子スーパー大回転(座位)で銅メダル、さらにクロスカントリースキー男子20キロクラシカル(立位)で川除大輝選手が金メダルを獲得するなど、合計7個のメダルラッシュに沸きました。この成績は、海外で開催された冬季パラリンピックとして過去最高の成績でした。

また、出場したパラリンピック選手の多くが企業に在籍しており、今回の日本選手の活躍によっては、障がい者スポーツのさらなる普及はもちろん、障がい者スポーツ選手のさらなる雇用に結びつくことも期待されています。

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