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【就職活動ガイド】

エントリー・面接前の準備とテクニック | 職務経歴書の書き方

今回は職務経歴書の書き方をご紹介します。職務経歴書は皆さんのこれまでのキャリアや実績をアピールするためのものです。自分ができることは何なのかをきちんと整理して、企業へアピールできる職務経歴書を作成しましょう!

職務経歴書とは・・・

職務経歴書は自分を企業へ売り込むためのプレゼンテーションツールです。履歴書が『全体的な人物像』を見るものであるのに対して、『経験職務の詳細』、つまり、『具体的に何ができてどんな知識を持っているのか』を見るものが職務経歴書になります。自分のことを応募企業により知ってもらうために、読みやすく、わかりやすく作成していきましょう。

いざ、本番! 職種別作成例

 

では、これまでの注意事項を踏まえて、作成してみましょう!
今回は職種ごと(事務職・営業職・技術関連職)にポイントを説明していきます。
ぜひ参考にしてください!

 

 A. 事 務 職  対象:総務・法務・経理・人事・IR など
 B. 営 業 職  対象:個人営業・法人営業・販売 など
 C. 技術関連職  対象:SE・プログラマー・ITコンサルタント・設計・研究・開発 など  

A. 事務職

事務職の場合、営業などと異なり、功績が見えにくいため、これまでどんな仕事に携わってきたのかをできるだけ具体的に詳しく書き、どれだけ自分の業務レベルが上がってきているのかをしっかりアピールしましょう。
 

    ◆記載ポイント◆

  • (1)経験した業務はどんなに細かいことでも漏れなく記載する
  • (2)処理件数や対象人数など具体的な数値を入れる
  • (3)PCスキル、マネジメント経験等も忘れずに記入する
  • (4)取得した資格等があれば漏れなく記載する

1〜7は必須項目です。(『2.記載項目』を参照)
必ず記載するようにしましょう。


A 職歴
この場合の営業経験のように、希望職種と関連性が少ない経歴に関しては書く必要はありません。
経理関連の業務を中心にまとめます。

B 数字
実績や成果は数字を明確にするとよりわかりやすくなります。

C その他経験
プロジェクト参加などがもしあれば内容・役割などを記載します

D 記載方法
職務内容は必ずしも時系列で並べる必要はありません。
キャリアごとに分類すると経験が一目瞭然になります。

E 資格・パソコンスキル
資格やパソコンスキルがあれば適宜記載欄を設けアピールしましょう。

B. 営業職

実績がはっきりと数字で表れる職種なので、何を(商品やサービス)、どこに(主要顧客や担当エリア)、どういう手法で(新規、ルート等)、どれだけ売ったか(営業実績や表彰等)を明確に記述していきましょう。
 

    ◆記載ポイント◆

  • (1)どのような商品をどのような手法で販売したかを記載する
  • (2)売り上げなどの数字を出す場合には、客観的に判断できる金額や数量、目標達成率などを明記する
  • (3)表彰や高順位などの獲得がある場合には、漏れなく記載する
  • (4)営業スタイルや戦略など、独自の工夫やポリシーなどもアピールする
  • (5)マネジメントの経験があるか、ある場合は部下の数等も記載する

1〜7は必須項目です。(『2.記載項目』を参照)
必ず記載するようにしましょう。


A 営業内容
どのような商品をどのような手法で営業していたのかを明記しましょう。
また、法人営業経験のある場合はその業種や規模も重要な情報です。

B 受賞歴
コンテストの入賞や、受賞歴があれば記載しましょう。

C 教育経験など
教育・マネジメントの経験がある場合は記載しましょう。

D 営業数字
営業成績は必ず数字を明記しましょう。
数字を記載することで、どのように会社に貢献してきたかが明確になります。

E 自己PR
営業における自分のポリシーや強みなどを記載しても良いでしょう。

F 記載方法
在籍していた会社が複数の場合は、会社ごとに記載するとわかりやすくなります。

C. 技術関連職

技術系は専門性がはっきりしている職種なので、文章で長々と書くのではなく、今まで携わってきたプロジェクトの規模や役割、持っているスキルや資格などを簡潔に伝えましょう。
 

    ◆記載ポイント◆

  • (1)得意な分野、技術等、技術レベルを客観的に記載する
  • (2)プロジェクトの事例、期間、規模、役割、実績等を明確に記載する
  • (3)経歴が多岐にわたる場合には、プロジェクトごとに分類する

1〜7は必須項目です。(『2.記載項目』を参照)
必ず記載するようにしましょう。


A 期間
技術職の場合は開発(研究)期間も重要な情報です。
忘れずに記載しましょう。

B 業務内容
ただ羅列するだけではなく、開発規模や開発環境などの詳細も記載しましょう。

C 自己PR
職歴が少ない場合は得意分野や資格欄、自己PR欄を大きめに設けカバーすることが可能です。

D 体裁
業務内容欄の体裁は表形式にすることをおすすめします。
経験してきた業務や技術がよりわかりやすくなります。



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