今回は、神奈川県横浜市「仲町台駅」周辺をご紹介します。
仲町台駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの駅で、新横浜駅とセンター南駅の中間にあります。1993年に新横浜駅〜あざみ野駅間の開通に伴い開業されました。
ロケ地としてよく使われる綺麗な街で、人気ドラマに度々出てきます。近隣の駅にも綺麗な街並みは多いですが、その中でひときわ緑が多く、絵になる街並みの仲町台から今回はお役立ちスポットを紹介します。
仲町台エリアマップ
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中途障がい者が自分らしさを取り戻す場クラブハウス すてっぷなな
仲町台駅からおよそ500mのところにあります。
1袋300円で販売されている犬用クッキー。チーズ味が好評です。
- ガラス張りで非常に明るい雰囲気の作業所内にはオリジナルのポストカードが展示されています。
皆さんとても仲が良く、お伺いしたときも笑い声がたえませんでした。
中途障がいによって通常の就労が困難になった方が、作業を通じて様々なことを学び、就職というステップに向けて社会生活上のスキルを身につけていく場所です。
現在14名の若年層の中途障がい者が、週3〜4日のペースで通っています。
ガラス張りの明るい雰囲気の中、犬用クッキーやポストカードの作成といった作業を和気藹々と行っています。
こうした作業の中で、障がいと向き合い、得意な分野・不得意な分野を発見し、地域の中で自分らしく生活していけるように支援しています。
すてっぷななで作られた犬用クッキーは近隣の駅や鎌倉にある販売所で売られているほか、都築区の他の作業所等の施設やペットショップでも買うことができます。
DATA
所在地 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台5-2-25ハスミドミトリー003号 |
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お問い合わせ | 045-949-1765 |
仲町台の癒しスポット仲町台駅前〜せせらぎ公園
ロケ地に使われることが多い駅前は広々として、とても開放的です。
舗装された道が駅から続いていて、道なりにはレストランやブティックが並んでいます。
- せせらぎ公園は水と緑が豊かな公園です。休日にリラックスして過ごすには最適な場所ではないでしょうか。
仲町台駅前は、ドラマの撮影でもよく使われており、落ち着いた街並みです。
また、駅前から続くせせらぎ公園は、水路や池を中心に整備され、穏やかな空気に包まれています。
公園内には古民家が建てられていて、園内の落ち着いた雰囲気をよりいっそう引き立てています。
のんびりと散策や談笑を楽しむ人の姿もあり、池に浮かんだ睡蓮を眺めながらほっと一息つける素敵な公園です。
DATA
所在地 | 神奈川県横浜市都筑区新栄町17 |
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地域をつなぐ福祉の窓口新栄地域ケアプラザ
仲町台駅から1km程、新栄高校の近くにあります。
事務局受付の横にはサークル用の掲示板があります。
- 車いすや杖といった福祉機器の貸出・展示をしています。また、館内には障がい者用のトイレも備え付けられています。
福祉・保健に関する活動や交流の場になるよう貸館事業を行うほか、障がい者支援や子育て支援、さらには「地域包括支援センター」として高齢者支援の相談業務・情報提供や関係機関との調整等を行っています。
また、相談窓口としてだけでなく、高齢者の通所介護(デイサービス)や居宅介護支援を実施したり、車いす等の福祉機器の貸出・展示も行っています。1日約30名程の方が、通所介護サービスを利用されています。
その他、介護予防の体操や囲碁・将棋など地域サークルの交流の場として、部屋の貸し出しを行ったり、地域をつなぐ福祉拠点として活動しています。
DATA
所在地 | 神奈川県横浜市都筑区新栄町19-19 |
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お問い合わせ | 045-592-5255 |
障がい者施設と介護施設の複合横浜らいず
広い敷地に入居施設と日中活動スペースがあります。
施設内では喫茶店も経営しています。
- 日中活動スペースには、作品が展示されていて、暖かな生活感があります。
障がい者入所施設と介護デイサービスの複合施設として、身体障がい者福祉分野では全国初となる小規模ユニット制を採用しながら生活支援を行っています。
入所施設では、居住用の建物と日中活動用の建物を分けることで“家”と“活動場所”を明確にし、生活にメリハリをつける工夫がなされています。それぞれの建物で、サポートにあたる職員も別々となっています。
現在は60名の方が入所、4名の方がショートステイされ、陶芸・機織の作業やレクリエーションを行っています。また、2階では介護保険による通所介護事業を行い、高齢者のデイサービスを行っています。
家庭的なこまやかさを大切に、障がい者の自律生活に向けた支援を行っています。
DATA
所在地 | 神奈川県横浜市港北区新吉田町6001-6 |
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お問い合わせ | 045-592-1011 |
次は『日本盲導犬協会 神奈川訓練センター』です!
日本盲導犬協会 神奈川訓練センター/盲導犬訓練士学校
日本盲導犬協会の神奈川訓練センターは、日本で唯一の盲導犬訓練士学校を併設する訓練センターです。
訓練士の数も訓練中の盲導犬候補犬の数も他の施設と比べて圧倒的に多く、盲導犬育成の中心的な役割を担っています。2010年からは視覚障がいリハビリテーション事業をスタートしています。

◆『日本盲導犬協会 神奈川訓練センター』とは?
- ■盲導犬の訓練
訓練センターでは、基本訓練では人と関わることを楽しみながら作業をし、犬に「GOOD」と褒めて教え、誘導訓練では目の不自由な人を安全に誘導するための訓練を行います。3回の評価テストを経た後、目の不自由な人との共同訓練を行い盲導犬としてデビューします。
- ■盲導犬訓練士学校
優秀な盲導犬訓練士の養成を目的として、2004年に日本初の盲導犬訓練士学校として開校。幅広い分野を勉強する座学と実際の訓練犬の訓練を行い、盲導犬訓練士を目指します。ここで学ぶ犬の訓練技能・知識は、盲導犬はもちろんのこと、他の補助犬の訓練においても基本となるものです。
- ■視覚障がいリハビリテーション
視覚障がいの方のために、生活講習会や地域での生活サポートといった「視覚障がいリハビリテーション事業」を行っています。
2010年度よりスタートした事業で、きめ細かな独自のリハビリテーションプログラムを展開しています。
犬舎には常時70頭ほどの訓練犬がおり、全国の訓練センターの中でも群を抜く多さです。PR犬等も含めると80頭近くの犬が過ごしています。
基礎科で2年間、盲導犬の訓練理論のほか、視覚障がいのリハビリテーションや障がい者福祉、障がい者心理なども学び、実技訓練も行います。その後は専修科で1年間、さらに幅広い訓練実習を積み重ねます。
視覚障がい者を安全に誘導するため、街中での訓練も行います。港北区や都築区、都内に出て訓練をすることもあります。
盲導犬や視覚障がいへの理解促進のため、地域に根ざした活動も行っています。近隣主要駅での募金活動や盲導犬体験デイなどのイベントも行っています。
DATA
所在地 | 神奈川県横浜市港北区新吉田町6001-9 |
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お問い合わせ | 045-590-1595 |
