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就職活動ガイド

皆さんは就職活動のなかで困った事はありますか?
このコーナーでは、就職活動で一度は悩んだ就活の基本情報をご紹介。
お役立ち情報で皆さんの就職活動をサポートします!!


★ 業界研究・企業研究の仕方 ★
今回は業界研究・企業研究の仕方についてご紹介します。
自己分析によって自分のやりたいこと、自分が関心を持っていることが何かがある程度みえてきたら、
さっそく自分が興味・関心のある業界、志望している業界についての情報収集をしましょう!


業界研究・企業研究とは・・・

  業界研究とは、自分が志望する業界全体の景気動向を知り、業界の成長性・将来性を分析することです。
 また、企業研究とは自分が志望する企業がどんな業種で、どんな職種があって、どんな事業や仕事を行っているのかを調べる
 ことをいいます。
 憧れや自分のイメージ、先入観で業界や企業を判断しては就職後、ミスマッチが起こることがあります。
 そうならないためにも、業界や企業を自分なりによく調べ、知ることが大切です。そこで、まずは志望する企業を見つける
 ために情報を収集しましょう。産業界は常に動いています。今人気の業界や企業だけを見るのではなく、将来的に成長できる
 業界・企業に着目をし、自分の適正もふまえた上で研究をしましょう。


業界について 情報収集の仕方 チェックポイント 企業研究シート ワンポイントアドバイス

まずはどんな業界があるのかをチェック!

業界について

   業界とは、例えば、金融、流通、建設、情報、サービスといった産業の種類を分類したものです。
   分類方法には、いろいろありますが一例として下記にまとめてみましたので、参考にしてください!


金融 銀行・クレジット・保険・証券・レンタル・リース・信販・ファイナンス など 商社 総合商社・専門商社 など
金融業界は主に現金を動かしています。
現在、金融ビックバン(金融の自由化)による規制緩和で、業界の再編が進んでおり、銀行では事業統合や合併、証券・保険では異業種が参入する等、様々な変化がおきています。
銀行や証券・保険の業種以外にはレンタル、リース等があります。

商社とは広義で卸売企業のことです。生産者から仕入れた商品で企業を相手に商業を営んでいます。
商社は一般的に、幅広い商品・サービスを取り扱う「総合商社」と特定の分野に特化した「専門商社」に大別されます。「総合商社」は世界を舞台にいろいろな品目の取引を行い、「専門商社」は特定の商品を専門的に取り扱っています。
流通 百貨店・スーパー・コンビニエンスストア・生協・専門店 など 情報・通信 情報処理・通信・情報サービス・ソフトウエア・広告・マスコミ など
流通業界は、ものを売り、商品を提供しています。
百貨店やスーパー、コンビニエンスストアなどは、私達消費者の生活に欠かせない存在です。最近では、大型専門店、ショッピングセンター、ディスカウントストア等の新しい小売業が登場しており、競争が激化しています。

情報・通信業界を大きく分けると上記のようになります。マスコミは新聞、テレビ、出版など、通信系は携帯電話、固定電話、インターネット等が含まれます。また、企業や個人向けのソフトを開発するソフトウエア、システムの構築、管理・運用を請け負う情報サービス系では、アウトソーシング分野の伸びが今後見込まれています。
サービス 外食・アミューズメント・ホテル・旅行・運輸・エネルギー・コンサルティング・不動産 など 生活 食品・医薬品・化粧品・楽器・福祉・教育 など
主に外食、アミューズメント、旅行、運輸、エネルギー、コンサルティングなどのように形のないサービスを提供する業界です。
今後、消費者のニーズを的確に把握し、多様化、成長・拡大をしていく業界といえます。

食品や医療品を中心として、私たちの生活に必要不可欠なものを提供している業界です。
今後は、社会人のスキルアップや資格取得を目的としたスクールや英会話スクールなどの教育系の分野、また高齢化に伴って福祉サービスの成長が期待されています。
機械 自動車・機械・輸送機器・医療機器・精密機器・電子・家電 など 建設 建設・土木・プラントエンジニアリング・住宅 など
機械業界は、自動車、家電、医療機器、輸送機器など、あらゆる産業製品に関わっており、私たちの生活を支えています。
精密機器では、コンピュータ、デジカメ、OA、半導体、電子部品など幅広い製品を取り扱っています。


建設業界は日本の重要産業・巨大産業といえます。バブル崩壊の影響で、全体的に低迷中でありましたが、近年、都市開発事業や海外事業の需要が伸びており、景気が回復してきています。
ただし、不良債権の問題から様々な業界再編の動きがあり、各企業によって財務状態、経営状態が異なっているので、きちんとチェックをする必要があります。
素材 鉄鋼・非鉄金属・石油化学・ガラス・セラミック・紙・パルプ・繊維 など その他 農業・林業・水産・鉱業・建材・印刷 など
自動車や機械など、あらゆる製造物に使用され、関わりがある重要な業界です。中でも、鉄鋼の需要は中国の粗鋼生産の著しい伸びの影響で好調となっており、大手の鉄鋼メーカーは中国や韓国への輸出を拡大しています。
また、原材料のほとんどが輸入であるため、需給には為替や世界の景気動向が大きく影響しています。取引先が海外、拠点が世界各国に及んでいることから、国際的・国際性のある業界でもあります。
農業、林業、水産、鉱業などは、私たちの食生活や住生活に関わる重要な業界です。
特に、農業・水産などの食に関わる業界においては機敏に消費者の安全・安心に対応しており、有機栽培や減化学肥料を用いた様々なオリジナルブランド製品を製造しています。
また、印刷業界は、近年、マルチメディアの登場により、コンピュータ化やデジタル化が進んでおり、デジタルコンテンツの新分野へ展開、拡大しています。




必要な情報を収集しよう!!

情報収集の仕方

   業界研究・企業研究では、どれだけその業界や企業の情報を手に入れられるかが決め手となります。
   いろいろな方法でより良い情報を集めましょう!

1)インターネット
●企業の
 ホームページ
企業情報や採用情報が公開されています。また、企業で働く先輩社員のお話や職場の雰囲気が分かる写真などからより深く企業の情報が収集できます。
●学校の就職課の
 ホームページ
大学のホームページでは、その大学にきている求人情報や就職に関する情報が公開されているので、是非活用してみましょう。
●就職情報サイト ウェブ・サーナのような就職情報サイトには多くの企業の事業内容や採用情報などが詳しく紹介されています。多くの企業が掲載しており、企業検索などもできるのが特長です。
人事担当者からのメッセージなども掲載されていますので、アクセスしてみましょう。

2)情報誌
●就職情報誌 多くの企業情報、採用情報が紹介されており、就職活動に役立ちます。
●会社四季報など
 の企業研究誌
企業の基本データ(その企業の特色から財務状況、業績、採用状況など)が掲載されています。実際にその企業が作成しているものではないので、先入観をもたずに客観的な情報が収集できます。
●業界研究本
 (マニュアル本)
就職活動を行なう際のテクニックやマニュアルが目的ごとにまとめらた本があります。参考図書として2〜3冊読んでおくとよいでしょう。

3)新聞
 1日15〜20分でも良いので新聞を読みましょう。新聞は国内、海外の情報を身近に収集できるツールです。
 時事問題の試験にも役立つ情報が載っているので、日頃から新聞を読む習慣をつけましょう。

4)企業の入社案内・ダイレクトメール・会社説明会
 入社案内やダイレクトメールは求職者向けに作られていますので、企業の雰囲気を知る際や、他の企業
 との比較検討を行う際の参考になります。

5)OB・OG訪問、企業で実際に働いている社員の方のお話
 インターネットや就職情報誌を使用して、企業情報を手に入れることも情報の収集方法として最適ですが、
 よりリアルに生の情報を手に入れる方法としては、実際にその企業で働いている社員の方やOB・OGの方に
 直接お話を伺うことです。会社説明会などで企業の方にお話を伺えるチャンスがある場合は積極的に参加を
 しましょう。



研究の際のポイントは?

チェックポイント

   実際に企業研究をする際には下記の点を中心にチェックしていきましょう。
   自分にあった業界や企業を探すには、自分なりの選択基準を持つことが大切です。
   「自分の求めていることが実現可能かどうか」などにポイントをおいて納得のいくまで研究しましょう。



業界研究のチェックポイント!!

次のチェックポイントを参考に業界研究をしましょう。
□ 業界の規模・特性 □ 業界の国際性
□ 業界の現状・将来性 □ 業界の社会性
□ 業界を構成する企業の状況 □ 業界の景気動向

さらに下記の点に注意して研究を進めましょう。

●Check1
   自分のやりたいこと、何に関心があるのか、適性を知った上で研究をしよう!
   業界研究だからといって、やみくもにバラバラといろいろな業界を分析・研究するのではなく、
   自分の適性が活かせて、あなたが関心を持っていることやものに関連する業界から研究をしていきましょう。

●Check2
   少なくとも3〜5つは業界研究をしよう!
   初めから、1つの業界だけに絞って業界研究をすることは行わず、就職活動を行っていくうちに志望業界を
   変更するということも考えて、いくつかの業界について幅広く研究をし比較検討するのが良いでしょう。

●Check3
   業界の景気、将来性に着目しよう!
   ドラマやCMなどのイメージや自分の先入観、現在の人気等で業界を判断するのではなく、業界全体の動向や
   将来性・成長性に着目して研究をしましょう。



企業研究のチェックポイント!!

次のチェックポイントを参考に、企業研究をしましょう。
●企業力
 □ 企業経営理念
 □ 成長性・将来の展望
 □ 収益性
 □ 財務内容(過去数年間の推移)
 □ 社会的評価・貢献度
 □ 市場占有率
 □ 新規事業への進出
 □ 国際性
 □ 技術力
●労働条件
 □ 給与・手当て
 □ 休日
 □ 勤務時間
 □ 職場環境
 □ 福利厚生制度
 □ 従業員の定着率
 □ 従業員数
●人材力
 □ 人材制度
 □ 男女の比率
 □ 研修制度(教育研修制度)
 □ 従業員の定着性
 □ 能力主義・成果主義
●仕事の内容
 □ 組織の内容
 □ 職種、業務内容
 □ 勤務地・配属
 □ 研修制度(教育研修制度)
●採用関連
 □ 採用状況
 □ 採用試験の内容
 □ 障がい者の採用状況
  (過去の雇用状況を参考)

さらに下記の点に注意して研究を進めましょう。

●Check1
  1業界で3〜5社は研究を!
   業界研究だからといって、やみくもにバラバラといろいろな業界を分析・研究するのではなく、
   自分の適性が活かせて、あなたが関心を持っていることやものに関連する業界から研究をしていきましょう。

●Check1
  会社訪問の機会を有効に使おう!
   社風はホームページや入社案内では理解しにくいものです。
   会社説明会や面接に行った際にオフィス内の様子や、社員の方々の対応をチェックしてみましょう。

●Check1
  多くの人に会おう!
   インターネットや情報誌は確かに有効な情報源ですが、それだけを鵜呑みにするのは危険です。
   積極的にOB・OG訪問などを行い、多くの人から話を聞くように努めましょう。



研究内容をまとめよう!

企業研究シート

   企業研究の際に収集する情報は膨大なものになります。効率よく就職活動を進めるためには
   上手な情報整理が必要です。
   ここでは企業情報のまとめ方を紹介します。企業の情報整理をすることで自分自身の整理をつけ、
   必要な情報をいつでも取り出せるようにしておきましょう。

業界研究シート・企業研究シート(PDF)のダウンロードはこちら → 企業研究シートダウンロード

【企業研究シート記入例】

企業研究シート記入例



1 企業データ
企業の基本的な情報(代表者名、資本金、社員数、
売上高、所在地など)を記入します。

2 経営理念・社風
会社案内や企業のホームページから分かった理念
などを記入します。また、OB・OG訪問などで会社の
雰囲気などわかったことがあれば記入します。

3 待遇面
給与、賞与、昇給や教育研修、手当てや職場環境
などについて記入します。

4 募集要項
採用方法や時期は企業によって異なります。
通年採用を行なう企業もありますので、募集人数、
募集している職種など、詳しく記入しておきましょう。

5 障がい者の雇用状況
障がい者の雇用状況も重要な情報です。
人数や職種についても記入しておきましょう。

6 志望理由
なぜ、自分がこの企業に興味を持ったのか、
またやりたいことが明確にある場合は記入します。
自分の考えを整理するためにも、具体的に書き
出してみましょう。

7 その他の情報
セミナーでの注意事項・気づいた点があれば記入
しましょう。
また、その企業に関連する新聞記事や雑誌の切り
抜きなどがあれば一緒に貼っておきましょう。



最後にここをチェック!

ワンポイントアドバイス

・Point1 企業研究シートは業界ごとにまとめよう

業界については少なくとも3〜4種類は興味をもち、その中で、各業界につき3〜5社くらいの企業を研究します。
そのため、研究シートは業界ごとにまとめておくと大変便利です。
選考の際や必要なときにすぐに取り出せるよう整理しておきましょう。

・Point2 面接直前に再確認

面接試験の前は緊張して落ち着かないものです。そんなときは「研究シート」を読み直してみましょう。
企業情報を再度チェックし、これまでの自分の努力を再確認すると励みになります。

・Point3 説明会・面接のたびに更新

研究シートは、OB・OG訪問や会社説明会などの企業への面接のたびに、新たに得た情報や感想などを
書き加えていくようにしましょう。情報が増えるにつれて、企業の印象や志望動機も変わることがあります。