<行政>
・日本IBMがWebアクセシビリティ向上のツールを公開
<地域>
・県職員採用にて点字試験を導入
<施設>
・衆院比例選挙にも「政見放送」手話通訳を
<行政>
●日本IBMがWebアクセシビリティ向上のツールを公開 日本IBMが、視覚に障がいのあるユーザーのWebアクセシビリティを向上させるためのツール「ソーシャル・アクセシビリティー・コラボレーション・ソフトウェア」と、視覚に障がいのある人とない人などユーザー同士が情報を交換し合えるWebサイト「ソーシャル・アクセシビリティ・プロジェクト」を公開しました。Webサイトに登録すれば誰でも利用できます。 視覚に障がいのある人がWebページを閲覧した際、読み上げ機能付きのブラウザを使ってもわからない箇所がある場合、それを「ソーシャル・アクセシビリティ・プロジェクト」のサーバに送信すると、送信されたメッセージが同サイト上に表示され、障がいのない人がそれに回答、その情報が使用しているブラウザの読み上げ機能に反映されるという仕組みです。
<地域>
●県職員採用にて点字試験を導入
高知県では、11月より視覚障がい者らが県に要望していた職員採用の点字試験が実施される予定です。県人事委員会が試験導入のための経費を補正予算案に計上し、7月の県議会に提案しています。議決されれば、県で募集される身体障がい者向けの採用試験において、点字問題で受験ができます。
視覚障がい者らでつくる「県視覚障害者の就労を促進する会」が点字試験導入と受験年齢の引き上げを請願。県議会により採択され、県の人事課は、すでに点字試験を実施している都道府県に出向いて調査を行い、また県知事部局で想定できる仕事を拾い上げ、点字試験の実施と上限年齢を29歳から34歳に引き上げるよう人事委員会に要請しました。身体障がい者向けの試験は昨年9月に実施していますが、点字化の作業に時間がかかるため、今年は2カ月程遅くなる模様です。
<施設>
●衆院比例選挙にも「政見放送」手話通訳を 総務省より、政見放送における手話通訳の対象選挙を拡大する旨の発表がありました。現在、参議院比例代表選挙では手話通訳付きの政見放送を実施、衆議院小選挙区選挙ではもちこみビデオ方式で放送しています。これに対して視覚障がい者団体が、それ以外の選挙についての政見放送に手話通訳を認めること、また政見放送に字幕を付すことを要望としてあげていました。この要望を受け、協議した結果、手話通訳に「政見及び経歴放送実施規定」を改正するとともに、政見放送に手話通訳を付すことができる選挙の対象を衆議院比例代表選挙にも拡大することになりました。字幕に関しては引き続き検討されるようです。
|